私の場合は、子宮体癌の開腹手術後ステージⅢaと判明
抗がん剤を投薬することに
2種類の薬を投薬するのですが、パクリタキセルという薬は副作用で脱毛してしまいます
そうなると絶対に必要となるのがウィッグ
髪の毛が抜けてしまう前に用意しなければなりません
私の場合は、検査結果を聞いた日から1週間後に抗がん剤の投薬をすることになったので
とっても忙しく何をどうして決めていいものやら大変でした
どんな目的でウィッグの購入先やウィッグを選んだのか紹介します
どこで購入したらいい?
とにかくインターネットで探し始めました。
どんなウィッグを用意したらいいのか。
価格、ウィッグのヘアスタイル、髪の色、手入れの仕方わからないことだらけ
通販にするのか、店舗にて購入するのか
通販と店舗のメリットとデメリットを挙げてみました
メリット
・通販 種類も多く、安く購入できる、自宅でゆっくり選べる
・店舗 個室で説明を受けながら試着、お手入れ方法、サイズ調整、相談しながらカット、サポートが充実
デメリット
・通販 初めてウィッグでは頭のサイズや髪の毛の色、カットのイメージなど伝えにくい
・店舗 価格がお高め
色々と考えて、店舗購入を選択
まずは、ウィッグに何か不具合があったときにすぐに駆け込む事ができるから
あとは、人と関わる仕事をしていたので、サポートが手厚いというメリットがある店舗ですることにしました
私の場合、がん保険に入っていたわけでもなく、金銭的に余裕はなかったのですが
ウィッグで困った時に、一人で悶々と悩み考え込むよりも、すぐに聞いて解決できた方が仕事にも影響せずに生活できると考えたからです
さらに、職場から近い店舗を選択、困った時やトラブルにあった時に、駆け込む事ができるからです
店舗と決めたらお店に電話して予約
お店の方も、「5時までに連絡くれればなんとかできるから」と言ってくれたので心強かった
いよいよウィッグを選ぶ
予約した時間に行くと個室通され
価格帯での商品の紹介してもらいつつ試着、自分の頭のサイズを確認
人と関わる仕事をしているので、なるべくウィッグをかぶっている事に気づきにくいものが第一希望
セミオーダーで頭頂部が肌色のメッシュが入っており、分け目が自然なウィッグを選択
次に、髪色、髪の毛の長さ、前髪の長さ、分け目など相談しながら決めていく
眉毛、まつ毛も抜けることから前髪の分け目や長さなどをしっかりと相談
1日中被っていないとならいので、被っていても違和感なく、被り心地がいいものを選びましょう
ついに自分のウィッグとご対面
被り方を指導していただく
メッシュでできたウィッグネット被り、髪の毛をネット中に収めてから
いよいよ自分用のウィッグを装着
これが自分の髪型とほぼ同じなので本当に感激
装着して頭のサイズ合わせて調整してもらう
抗がん剤を投薬して10日から20日間経つと抜け始めるというので
不織布でできているシャワーキャップ的なものを購入。就寝時や普段家の生活している時に髪の毛が散らばらないためにあるといいということで用意
あとは、シャンプーセット、ブラシ、ウィッグを被せておく台をお持ち帰り
これでいつ抜けはじめても一安心
ウィッグを被ってうちに帰ると家族は私がウィッグを被っていることに気づきませんでした
家族でもウィッグを被っていることに気づかないくらい自然な感じ
これなら髪の毛が抜け始めても人目を気にせず、安心して仕事に行けるとホッとしました
なんでも気軽に聞けて、サイズ調整やウィッグのお手入れの仕方、髪の毛が抜けた後や生え始めた時など常に気軽に相談出来るという点では店舗で購入して本当に良かったです
まとめ
器用な方だったり、ウィッグなど被ったことのある方なら通販で購入して、価格帯のお安めのものをアレコレ試してみるのも良いかもしれません
私はそういうことに疎いところもあり、一から丁寧にアドバイスしてくれる店舗の方が安心して購入する事ができました
サイズ調整は無料だし、ウィッグの洗い方も丁寧に指導してくれるし、髪の毛が抜けてからのアドバイスも助かりました
専門家がいる店舗は、ウィッグと付き合っていくための秘密基地みたいなところ
もし、ウィッグをどんなところで用意した良いのか悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです
どうか快適なウィッグライフをお過ごしください