私の仕事は、体力的には立ち仕事7割、デスクワーク3割なイメージです
そんな私が、ガンが見つかってまず頭をよぎったのは「いつ手術するんだろう?」「仕事どうしよう」自分のこれからの治療のこともよくわからなく不安でした
そうなると「仕事どうしよう」と先が見えなくて不安になりますよね
私の場合ではありますが、どんなことを考え行動してきたのか紹介します
まず、子宮体癌が見つかったのは2019年3月
きっかけは、生理がだらだらと続くことが多くそれが気になったところから
その日たまたま仕事に余裕ができたので病院に電話して診てもらうことに
だいぶ待って診察してもらうと医師から「顔つきが悪い細胞があるね、手術することになります」と
私としては、顔つきが悪い細胞?手術?と予想もしていなかった言葉が医師から告げられ唖然
その日に分かったことは、手術が必要な状況にあるということ
しかし、病名も宣告されていないので手術が必要だということは家族にだけ伝えた
その後色々な検査を受け3月30日に全ての結果がまとまった
検査の結果は、子宮体癌、卵巣嚢腫
手術は、開腹手術
「どーなるんだろう?」自分の体のことの心配と仕事の心配
医師は淡々と話を続けている。そして、手術の日程について決める段階になり
医師のスケジュールがいっぱいで早くて5月中旬と告げられが、その予定日には以前から決まっていた仕事があり、手術日については一度職場の上司と話をしてから決めることに
翌日、職場の上司に報告、女性だったので話しやすかった
その上司のお母様もガンで亡くなられ、以前同じ職場の方がガンでお亡くなりになったのを目の当たりにしているから私の話も親身なって聞いてくれました
上司は、「1日でも早く手術をしてもらえないのかもう一度相談したら」「仕事は大丈夫だから、病気をしっかり治す方が先」と治療を積極的に受けなさいと背中を押してくれたので、手術を予定通り受けることにしました
手術の日が決まると
病休を取るための手続き
休む期間は医師が決めてくれるものかと思っていたら、医師に「どのくらいの期間休みますか?」と聞かれ
私「えっ?」「私みたいに開腹手術した方はどのくらい休みとっているんですか?」
医師「2週間って人もいるよ。でも、退院して1ヶ月くらい休んだら」「6月30日までにしておきますね」
という具合に病休期間は決定! 7月に復帰することになりました
次に管理職である上司に報告
自分の所属している主任や同僚に自分の病気のことを説明し、自分と関わる人たちにも自分の病名、開腹手術をすること、1ヶ月半休むことなど伝えました。包み隠さず話せることは話をしておきました
次に、休みの間にやっておかなくてはならいことをピックアップして引き継ぎの準備
これは比較的スムーズにすみました
私の代わりに増員することはなかったため申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、職場に戻ったらその分頑張らないとと心に決めた
次に入院、手術が予定通りできるように健康管理
体調が悪くなってしまったら入院も手術もできなくなってしまうので、いつも以上に健康管理には気をつかいました
ここまで準備して計画が延期にでもなったら大変!「ごめんなさい」で通る話ではなくなってしまうので、とにかく健康には気をつける
次に、無事入院、手術
入院3日目に開腹手術、おへその下から15センチ切りました
それから3日間とにかく痛くて、動けないし、眠れない1日が果てしなくこの痛みが永遠に続くのではないかと不安になる
痛み止めの効果もあまり感じられず、しんどかった
自力で動くようになっても切ったお腹が痛くて、歩くのにもお腹を押さえながらトボトボ歩く感じ
こんなんで、1ヶ月ちょっとで職場復帰できるのだろうか?と不安になる
入院13日目で退院
次に、ベットの生活から普段の生活へ
病院はベットで寝ていればいいけれど、普段の生活では座っていることが多い。普通に座るのはやっぱりきついので、背もたれがT字になっていて
背もたれ部分を正面にしてそこに寄りかかれるゲームしやすい座椅子を購入。これで少しは座っているのが楽になった
あとは、体力作りにのために無理しない程度に歩くことにした
車の運転も退院して1週間後にしてみた、普通にできた。家族が心配するので10分程度の距離のところまで
次に、復帰に向けて職場へのお礼を用意
まず、入院してお見舞いを職場からいただいたので、職場にはお見舞いのお礼をウエストのリーフパイを退院してすぐに送り
復帰のご挨拶は、もち吉の小袋に何種類かおかきが入っているものを用意
特に迷惑をかけた同僚にはビール券やAmazonギフト券を用意しました
次に、抗がん剤の子宮から卵巣に転移があることが病理検査で判明、抗がん剤治療をすることに
この抗がん剤は、副作用で脱毛するとのこと、仕事復帰するにあたって頭に髪の毛がないのは困るので
ウィッグを用意←前に紹介した「抗がん剤治療でウィッグが必要!ウィッグをどこで買う?」を参考にしてみてください
次に、抗がん剤治療する 退院して25日目に投薬
次に、復帰2日前に職場に仕事の引き継ぎ「いよいよ始まる」というやる気と「大丈夫かな」という不安
復帰前日に副作用の脱毛が始まる
ついに復帰!! 職場の皆さん、仕事で関わる方々から復帰を歓迎していただく「ほっとした」
復帰してからは、フルタイム働いていました
病気をするまでは、「休むと迷惑がかかってしまう」とか、「これくらいなら大丈夫」と無理をすることが当たり前だった
でも、体が思うように動かない日、抗がん剤治療終えてしばらくは頭痛やだるさがある日は
早めに帰らせてもらったりして自分の体をいたわるようにしました
私はとても恵まれていたのかもしれません。周囲の理解と協力でなんとか乗り切ることができました
抗がん剤の治療も2泊3日を6クルーもなんとか乗り越えました
今は元気です。自分の体を時に気遣い無理せず頑張っています!
少しでも参考になれば嬉しいです